Measuring and Delivering Performance パフォーマンスの測定と実施

コース概要

外部の利害関係者(例・資本市場の投資家、ローン提供者、潜在的な企業買収者、資材・部品の供給元、顧客)とのコミュニケーションのために、企業業績を測るのに必要な財務報告書や管理会計、および財務コントロールの観点から、優秀な内部関係者(例・異なる業務における上級・中級管理職と現場従業員)による優れた業績を紹介します。

本コースは、会計情報が生み出すものよりも、その活用に焦点をあてているため、会計情報が生成される詳しい仕組みには触れません。従ってプロの会計士を育てるためでなく、関係者の判断に役立つ会計情報解読のための、基礎知識やスキルを提供します。

コース構成

本コースは二つのモジュールから構成されます:外部関係者とのコミュニケーションと、内部関係者への指導です。第一モジュールでは、財務報告書を使った企業の業績測定を学びます。第二モジュールでは、管理会計とコントロールを通して、企業の戦略を実際に行うプロセスを説明します。

いずれの講義にも2つのパートがあります:講義とケースディスカッションです。前半は会計の概念、フレームワーク、仕組みについての講義ですが、質問やコメントを交え双方向に学びます。後半では、講義内容が明確になるよう取り上げた事例について、教官がディスカッションをリードします。ケーススタディーを通じて、関連する会計の概念、用語、仕組みを学び、現実のビジネスへ活用することを目指します。